はじめに
5月26日(金)・27日(土)、「第2回Beyondカンファレンス2023」を、京都里山SDGsラボ「ことす」(京都市右京区京北)にて開催いたしました。
Beyondカンファレンスは、企業や個人が一堂に集まり、試行錯誤中のプロジェクトをブラッシュアップしていく、年に一度の「お祭り」です。
今回は、「舞台に上がって、ええじゃないか!」をキーワードに、企業、行政、NPO、所属や立場も関係ないフラットな環境の中で、観衆としてだけでなく、舞台の上で自分を発信し、仲間と出会い、応援し合うイベントとして企画されました。
当日は、2日間でのべ183名が参加し、所属組織の枠を越えて熱く深い議論が行われたほか、 一部オンライン中継されたセッションはのべ207名が視聴しました。
当日の様子
●Day1:13:20-14:30 オープニングセッション
50年後の未来を想像し、「自分たちは次世代に何を残したいか?」を参加者へ問いかけることから始まりました。
基調セッションとして、中嶋 愛氏 (スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー日本版 編集長、同志社大学大学院 客員教授)、本間 奏氏(認定NPO法人フローレンス みらいのソーシャルワーク事業部 全国普及推進チーム サブマネージャー 兼 一般社団法人こども宅食応援団 事務局)、お二人と、創りたい未来を創る上で、1人1社で成し遂げられないことをどのように協業していくといいのか。を会場の皆さんと対話しました。
こども宅食応援団で実際に実行している協業事例を本間氏よりご紹介頂き、会場の皆さんからの投げかけを交えながら、行政や企業、NPO、自治体などと協働して社会課題解決に取り組むために大切なポイントはなにかを協議しました。
>>ここから先は、写真で2日間を振り返ります。<<
●Day1:14:50-16:10 ターム①
Stream(ストリーム)
〜企業だからできる社会課題解決ビジネスブラッシュアッププログラム〜
[その1] ソーシャルビジネス概論 講座
生物多様性セッション
〜ネイチャーポジティブの担い手が育まれるエコシステムを創るアイデア交換会〜
子供たちの未来のキャリア形成やチャレンジ精神を育む
~公教育と民間企業の共創を進化させるための作戦会議~
「医療・ヘルスケア×異業種」を考える大喜利セッション①
〜“健康・いのち”を巡る課題を越境事業で解決しよう〜
舞台に上がってええじゃないかピッチ&ブレスト「Beyondミーティング」①
●Day1:16:30-17:50 ターム②
JVPトークセッション:都市と地方のごちゃまぜプラットフォームをどうつくる?
~越境を進める企業制度と文化~
やりたいことから考動する! 共創とつながりの「場」づくり
「企業が推進するD&I」聴覚障がい者向けコミュニケーションサービス
Pekoe ~ペコ~ からの提案
~アンコンシャスバイアスの壁を取り払い、聴覚障がいのイメージのアップデートしよう~
「医療・ヘルスケア×異業種」を考える大喜利セッション②
〜“健康・いのち”を巡る課題を越境事業で解決しよう〜
舞台に上がってええじゃないかピッチ&ブレスト「Beyondミーティング」②
●Day1:18:30 クロージング
クロージングでのコメント発表の様子
1日目の集合写真
●Day1:懇親会
懇親会(BBQ)の様子
●Day2:10:00 オープニング
オープニングの様子
●Day2:10:30-11:50 ターム③
万博という機会をそれぞれの進化にどう活かすか?
ごみゼロ&サーキュラーエコノミーの共創
~万博&その先のレガシーへ!〜
都市と地方のごちゃまぜプラットフォームをどうつくる?①
~働き方改革&逆参勤交代構想&ダブルワーク作戦会議~
舞台に上がってええじゃないかピッチ&ブレスト「Beyondミーティング」①
●Day2:11:50-13:00 お昼休憩
食堂の様子
●Day2:12:30-13:30 お昼企画
企業によるソーシャルインパクトの潮流
●Day2:13:00-14:20 ターム④
「誰一人取り残さない災害支援②」作戦会議~地域の自治・共助力を高める災害支援・災害復興を考える~
日本の里山・森あそびツーリズムのインバウンド向けプラットフォーム創り
舞台に上がってええじゃないかピッチ&ブレスト「Beyondミーティング」②
●Day2:14:00-16:00 ターム④
【SDGs問答】世代や分野を超えて「持続可能性・SDGs」をテーマに“問答”するセッション テーマ:「産学公民連携でウェルビーイングを高める」
●Day2:14:40-16:00 ターム⑤
都市と地方のごちゃまぜプラットフォームをどうつくる?②
〜NFTを活用したデジタル住民票構想〜
宇宙から無事に帰れるか!?
●Day2:16:10-16:30 クロージング
「今からどうしましょう?」のテーマを話し合う様子
2日目の集合写真
●その他
サステナビリティ(資源循環)施策(マイボトル持参率90%目標)
保育士付きキッズスペース(未就学児向け・保育士有資格者常駐)
開催後
●参加者アンケートのコメント(抜粋)
- Beyondカンファレンスに参加した感想をお聞かせください。
- オンラインでは決して味わえない熱気やカオスな感じ、偶発的な出会いの連続で、リアルで参加した価値が十分にありました。
- 初参加でしたが、暖かい空気と場づくりがなされた学び合いの時間を過ごすことができ、自分たちのフィールドに持ち帰りたいことがたくさんありました。
- 今いる環境では気づかなかったこと、分からなかったこと、不可能に思えていたことの答えをお持ちの方たちにたくさん出会うことが出来ました。
- Beyondカンファレンスに参加し、ご自身にとってどのような変化があったか教えてください。
- 「変化」というより、「続ける覚悟」ができたこと。
- 真剣に続けていれば、必ず助けてくれる人や、アイデアをもっている人に出会えると確信できたこと。
- 本能的、直感的に興味をそそることに向き合っていれば、そこに共感し応援してくれる仲間が集まることを実感できたこと。
今後の展開
第3回目のBeyondカンファレンスも企画していきます。来年度以降の取り組みにご関心のある方はご連絡ください。セッションの企画を持ち込みたい、実行委員会に参加したい、登壇したい、協賛・協働したいなど、様々な形でご参加の機会をご用意しております。
日時/開催方法
- 日時:【Day1】5月26日(金)、【Day2】5月27日(土)
- 開催方法:会場&オンライン同時開催
- 会場:京都里山SDGsラボ「ことす」(京都市右京区京北)
※オンライン視聴は、限られたコンテンツのみ
参加対象
- 参加対象:これからの時代をポジティブに創っていきたい個人・チーム(法人)※企業、社会・地域起業家、NPO/NGO、学生、科学者/研究者、教育関係者、官僚・自治体、メディアなど立場・所属は不問
共催/パートナー・協賛企業
- 共催:京都超SDGsコンソーシアム
- パートナー・協賛企業:ロート製薬、ヤマハ発動機、セイノーホールディングス、 マネックスグループ、アビームコンサルティング、江崎グリコ、竹中工務店、フェリシモ、YUIDEA、日本郵政、日立製作所、東京海上日動、ファミリーヘルス財団、電通PRコンサルティング・株式会社トライフ オーラルピースプロジェクト(順不同 )
参考資料
Beyondカンファレンス2023 Webサイト
開催前プレスリリース
Beyondカンファレンス関係者の取材
※オンライン視聴は、限られたコンテンツのみ