未来はいつだって、
妄想からはじまる。
and Beyond Company

OPPORTUNITY
2022.11.30

Beyond部勉強会12月 "デザイン"の両分野をまたいでの実践者 榊原瑞穂さん

意志ある個人が
最前線で0→1に挑戦する実践者と
試行錯誤を共にする場

企業や組織所属の意志ある個人の学び合いの場 Beyond部勉強会には、自らの意志・所属組織のリソース・社会の3つに接点を見出し、組織を動かしコトを始めることを目指す人達が集まっています。

榊原 瑞穂さん

ヤマハ発動機株式会社 クリエイティブ本部フロンティアデザイン部 グループリーダー

本回は、社会価値の創造に取り組むクリエイティブ本部にて、人や社会のWell-beingの向上を実現するための研究開発活動「Town eMotion」を推進する榊原瑞穂さんをお呼びします。

社会の中での会社~私の存在を見つめなおす
以前から、今後の社会変化の中で必要とされる価値は何か?を考え、創り出すことを追い続けてきた榊原さん。転職したヤマハ発動機でも様々な企業との対話において、乗り物単体でなく移動そのものの提案への要請の高まりを感じます。そして、まちづくりというアプローチで、多様な課題に向き合う活動をスタートさせました。

実践から計画をする
プロジェクトは立ち上がってまだ2年、 長い歴史を持つものづくり企業の中では”駆け出し”のチームにと って、活動を進めていく上での社内コミュニケーションは鍵になります。 会社としてあまり馴染みのないプロジェクトの社内の理解を得るためにも、 仮説を立て小さく価値検証をすることからスタートし、 その実践を通じて共感・理解者を少しずつ得ていくことを大切にしてきました。そしてそれをベースに計画を行っていくという、謂わばPlanし てDoする従来型と逆のスタンスを取ってきました。

プロダクトデザインとコンセプトデザイン、両方の”デザイン”の分野にまたがってキャリアを重ねて来た榊原さんはいま、チームを率いて新価値の社会実装に取り組まれています。どのようにして自らの意志や視点と組織の持つ文脈を接続するのか、どのようにして共にチャレンジする社内外の仲間を増やそうとされているのか。ゲストの試行錯誤の軌跡から学び取り、プロジェクト推進の力を得ていただけるセッションです。

【プロフィール】
榊原瑞穂
1977年、東京都生まれ。筑波大学芸術専門学群卒業、同大学院芸術研究科修了。松下電器産業(現パナソニック)の事業部門で製品デザインを担当、コンサルティング部門でロボティクス事業化などに従事後、ヤマハ発動機株式会社に転職。新価値創造に取り組むクリエイティブ本部にて、人や社会のWell-beingの向上を実現するための研究開発活動「Town eMotion」を推進。
筑波大学非常勤講師(デザイン思考講座)、趣味はトレイルランニング、囲碁。

参考:
まちづくりアプローチの活動「Town eMotion」 https://www.yamaha-motor.co.jp/townemotion/
まちなか拠点「ひとまちラボ鎌倉」 https://news.yamaha-motor.co.jp/2022/023385.html
11月に参加した産官学民の共創イベント「鎌倉リビングラボDAY」 https://kallday.com/

テーマ:自分も組織もワクワクさせる立ち回り

 

タイムライン

日時:12月9日(金) 18:00〜19:30
・オリエンテーション
・ゲストからの話題提供
・質疑応答(ゲストと参加者の対話で深掘る時間)
・全体共有・締め

 

下記のPeatixよりお申し込み下さい
申込締切:12月7日(水)
先着30名

Peatix:Beyond部勉強会12月お申し込みはこちら

 

■ Beyond部勉強会とは

0→1で試行錯誤をしているちょっと先行く実践者との対話の中から学び取り、心理的安全性の高いコミュニティで壁打ちを受けて、やりたいことを企業・組織の中で実現する動き方を練る場です。
様々な分野でイノベーションをリードする組織の集合体であるaBCと、1800人以上の起業家を輩出するNPO法人ETIC.が長年培ったネットワークにアクセスし、自らの挑戦を推進する協働先を得ることができます。また、合致すれば、aBC企業の進めてきたフラグシッププロジェクトへ参画することもできます。

 

■ 勉強会の特徴

1.他企業や他セクターと共創しているプロジェクトから学ぶ
仕掛け人の想いを大黒柱に、組織内部はもとより他セクターをも巻き込む案件から学び取ります。これからの共創・協働のイメージを膨らませることができる場です。

2.実践へのリアルな話を聞ける
「出来上がったプロジェクト」「すごい人」の話を聞く場ではありません。ゼロから立ち上げていた(いる)時期の混沌や、今まさに進行中の試行錯誤について聞き取るからこそ、実践のリアルな参考になります。ゲストのストーリーのどこかに必ず自分と重なるところを発見し「あ、自分の悩んでいることもこんな風に考えてみようか」と、自分だけの気付きを得ることができます。

3.参加者自身の課題感や取り組んでみたいことも扱う
ゲストの話を聞くだけでは終わりません。参加者がゲストに、自身の思いや課題感に基づいて質問をし、その「自分のこと」を共に考える時間があります。こうして心理的安全性の高い場で壁打ちをして、やりたいことを実現する動き方を練ります。また勉強会で繋がったメンバーには持ち込み提案もでき、今後の勉強会の流れを自ら作っていくこともできます。

 

■ 3つのテーマ領域

プロジェクトを立ち上げ組織を動かしたい人々が繰り返し試行錯誤しやすい事柄を大きく3つに分け、テーマとして掲げました。それぞれは学びの機会であると共に、複数の視点から自らの「挑戦の意志」について見返す機会でもあります。テーマごとにお招きするゲストの話を触媒として、「学び・振り返り・概念化・実践経験」のサイクルをまわし、自らの中にあるbeing・doingを開花させることを目指します。

1.組織という動かぬ山を動かす立ち回り
VUCAの時代、自らの意志や視点に基づき会社に提案をし、会社という巨大なエコシステムを通して新しい価値創造にチャレンジする個人も多く出てきました。しかし、特に大企業に勤める30代前後の社員の場合、大半の人は結果を携えて意思決定者を説得できる年次にはありません。
本テーマでは、どのように自分がやりたいことと会社が必要としている課題解決を接続するのか、どのようにして共にチャレンジする社内の仲間を増やすのかなどを、ゲストの試行錯誤の軌跡から学び取ります。そして「組織という動かぬ山を動かす立ち回りとは?」について、参加者各々の所属する組織ごとの特色を踏まえながら共に考えていきます。

2.“次の潮流” XXXXX をプロジェクトに入れ込む
カーボンニュートラルウェルビーイング経営DX…などなど。新しい社会規範の中で、創造的に企業活動を展開し次の50年を生き抜く企業戦略として、取り組もうとする日本企業も急増しています。一方で、「気候変動や生物多様性の喪失という危機に取り組むため」「社員が幸せであれば創造性や生産性も高いから」といった長期的で理想的なビジョンに対して、ボトムアップで提案をし、意思決定に持ち込むことは容易ではありません。
本テーマでは、ゲストが様々なステークホルダーの利害関係をどうやって調整し、どのように組織の文脈に繋げようとされているのかを伺っていきます。そして、どのような切り口であれば、新しい潮流を企業活動の「次のプロジェクト」に入れ込む意思決定ができるのか、ゲストと参加者で共に考えていきます。

3.普段と違う視点でものごとを考えてみる
LGBTQの人々、障がいや発達課題を活かした雇用、難民支援、地域との共創などなど。日常の企業活動の延長ではなかなか出会わない事柄と接点を見出し、その意見を取り入れて経営戦略を練ることの必然性について、気付き始めている企業は増えてきました。一方で、概念ではその大切さは理解しつつも、見たことも経験したこともないことは想像がしにくいのも事実。適切な言葉で適切な対話ができているか、本当に多様性を活かすことができているのか、分からずに悩む声も多く耳にします。
本テーマでは、当事者もしくは支援者としてある事柄に深く携わる方をゲストにお呼びします。日常の企業活動の延長ではなかなか出会わない現場目線を持つ方と共に考える経験を得て、未来の共創相手への想像力を育み、プロジェクト推進の力を得ていただけるセッションです

 

■ スケジュール

毎月第2金曜日 18:00〜19:30
オンライン開催
※オフライン会を開催する場合には、別途募集をして開催します。

 

■ みなさんと大切にしたいこと

Beyond部勉強会は、参加するみなさんと共に作り共に育てていくコミュニティです。心理的安全性を築いた上で、個々が在り方や悩みなどを正真正銘に持ち寄り対話できる場を作りたいと思っています。

  • 参加者同士で顔が見える関係性を築くため、画面オン・発言ができる環境でご参加ください。

■ コミュニティへのサポートのお願い

Beyond部勉強会の参加費には「投げ銭方式」と名前をつけました。Beyondな社会、勉強会の仕組み、aBCの醸成するエコシステムを参加いただくみなさんと共に支えていくために、各人が出しても良いなと思うだけのお金を出し合います。貢献の金額は皆様に選んでいただき、もちろん0円も可能です!当日、ご検討いただけますと幸いに思います。

 

■ 本プロジェクトの背景

さまざまな社会課題が顕在化する現在、その解決に向けたイノベーションの必要性が高まっています。企業所属の個人においても、社会課題解決への要請や産業構造の急激な変化に対してビジョンを持ち、ボトムアップでプロジェクトを立ち上げる機運が高まっています。
しかし、特に企業に勤める30代前後の社員の場合、大半の人は結果を携えて意思決定者を説得できる年次にはありません。また、ともすると理想主義的と言われてしまいがちなビジョンを、どう会社が必要としている課題解決に接続するのか、個別の試行錯誤は自分自身で乗り越えるしかない、そんな声も聞こえてきます。

そこでand Beyond Companyは、0→1で試行錯誤をしている企業・組織所属の意志ある個人の学び合いの場を作りました。個々がそれぞれ実現したい未来を創るためには、妄想を日々語り合い、共に行動することが必要だと考えるからです。
参加者は、ちょっと先行く実践者との対話の中から学び取り、心理的安全性の高いコミュニティで壁打ちを受けることによって、組織を動かしコトを始めることを目指します。
その先に、意志ある挑戦が溢れる社会が形創られることを目指しています。

 

■ よくあるご質問

こちらで解決できない場合には、お問い合わせフォームよりお気軽にお尋ねください。

  • Q .申し込みの段階で、具体的なプロジェクトのアイディアや計画を持っている必要はありますか?
    • 申し込みの段階で具体的なプロジェクトアイディアがある必要はありません。具体的なプロジェクトアイディアや、自らの動き方などは、勉強会を通じて形にしていきます。
      社会に対する問題意識や想いを持っており、また「こんなことがやってみたい」「●●がこんな風になることを願っている」といった自らの挑戦の意志を持っていることが、勉強会の機会を活かすことに繋がると考えています。

    Q .欠席したときのフォローはありますか?

    • 原則としてフォローの予定はありません。本勉強会は参加者とゲストの一期一会で生まれる対話により成り立っています。また心理的安全性を担保して各々の挑戦について語っていただくために、参加者が「話したことを誰に聞かれるのか」を把握できる環境を用意したいと考えています。

    Q .一部のみの参加はできますか?

    • 原則として毎月の参加をお願いしております。

    Q .どのようなシステムで実施されますか?

    • zoomでの実施を予定しております。

    Q .支払い方法を教えて下さい。

    • Squareというオンライン決済システムを使います。
      参加費は「投げ銭方式」をとっており、Beyondな社会、勉強会の仕組み、aBCの醸成するエコシステムを参加いただくみなさんと共に支えていくために、各人が出しても良いなと思うだけのお金を出し合います。貢献の金額は皆様に選んでいただき、もちろん0円も可能です!当日、ご検討いただけますと幸いに思います。

    Q .領収書は発行できますか?

    • 必要な場合にはお問合せいただけますと幸いです。

 

■ and Beyond Companyとは

立場や組織の垣根を越えてつながり、イノベーションを起こすバーチャルカンパニー。
and Beyond カンパニーは、「意志ある挑戦が溢れる社会を創る」をミッションに、立場や組織の垣根を超えて繋がり、一人ひとりの妄想を形にしていくことを目指すバーチャルカンパニーです。
いま、様々な組織において、どうイノベーションを生むかが課題になっています。イノベーションを生み出すのは、突出したリーダーだけではありません。未来はいつだって、誰かの妄想から始まる。だからこそ、and Beyond カンパニーでは、未来を担う次世代のリーダーや社会起業家をはじめ、学生、企業、行政、NPO、どんな所属や立場の人でも、自由に発想し、垣根を越えて応援しあい、挑戦できる環境を提供しています。

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